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ルミナールb her2陰性

生検結果、「ルミナールb her2陰性」とのこと。7~8ミリくらい。場所は右の上の方

MRIの結果、大きな違いがなければ、脇にも今のところ見当たらないので

部分切除でいけそうとのこと。その後の放射線抗がん剤、ホルモン療法についてはまだ未定。12月初めころわかるはず。

手術日も決定。

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もしも全摘の場合は、再建しますか、と聞かれて、一番気になるのは、稽古をするうえでのバランスです、と答える自分がいて、ああ、そうか、と思った。

自分は全然ダメだとここのところずっと思っていたが、それでも自分のアイデンティティであること。容姿というか、胸そのもののあるなしはそこまで気になっていないとのこと。多少はしょんぼりだが。

 

そして、まわりの他の人が同時期に乳がんのため(なぜかさなるのだろう??)私は大丈夫、ということになった話をしたたタイミングで、あれ、これ知ってるな、、と思った。

小さい時から、母に、あなたはひとりで大丈夫だからといわれてきたこと。

先日、叔父に、父があなたは大丈夫だと言われていたけど、、と聞いたこと。

具体的には忘れたが、他にもそういうことを言われたようなきがしたこと。

よく、漫画とかにある、強い女に見える人がほっとかれるパターン。最近は強い女の人はある意味人気だが。

緊急連絡先に登録することさえ、実はちょっといやそうなイメージがあったので、ああそうか、と思った。

もしかすると、こういうタイミングで、やっぱりちゃんとしよう!とかなったりするのかもなのだけど、そういうことでは全くなかった。

 

仕事も、なぜか手術日が決まったタイミングで、もう全部言わなくてもいいや、とさえおもった。いなくてなにやってるのか思われても、本当は手術とかだからもういいよ、と思った。言わなくてはのときは誰かが言うでしょう。

がんばってメールみたりするのをやめて、見ていても作業しなければいい。

しったこっちゃない。ということにした。なぜか急に、もういいや、という感じになった。

 

意外に思ったのが、診察おわって帰り道にちょっとおなかがすいてエキナカによって、ケーキとか買おうかと思ったのだが、なんかいろいろ見て「たかっ!」って思って、結局時々買うような唐揚げをかって、家でサラダと一緒に食べたこと。

よく、病気になった自分を元気づけようとおいしいものをたべたりとかするが(前は少しやっていたが)そういう気にさえなってない自分になんかびっくりした。がっかりしたというか。

それとこれとは別で、おいしいものはゆっくり食べようと思う。

結局、心配したふうにしているけど、自分が不安なのだと思う。

なんか、いろいろがっかりというか、面倒というか。

心理学のコラムか何かみたら、ひとりでがんばりすぎないで、甘えましょう、とかかいてあったけど、いやあーめんどうくさい。心底私はひとりで閉じて適当にしたいと思った。万が一すごくつらくなったら、いろいろなサービスとかお金を払ったらやってもらえるし。その方が気楽と思った。

 

そもそも、自分のことだけやってたら、お金はかからないし、掃除とか洗濯とか食事とか超楽だし、と思った。なんか1日で違うステージにいった感じもする。

本当はこう思っているのに、、というのをぐずぐず考えてたけれど、死ぬまで私の本当の気持ちとか誰かに知られる必要はない。パラリンピアンとかみてると、前向き明るい方がよいイメージなので、私もそういう感じでいこうとおもった。無理にいたいたしくするわけではなく。父が言うような明るいわたしで。