毎日が本番

ライフログ

期待してはいけない

想像していたより早くがん研の予約がとれたので、報告をしてみたところ、以前と変わらず、打ち合わせ等で離席していることなどで対応することになった。

 

そして、いない間はなんとかしておく、という返事がきたのだが、

以前もいない間はいろんなことが先延ばしになっていただけだったことを思い出した。

退職した社員が休暇をとって引継ぎをしても、何も進んでいなくて不在ですと連絡しているだけで、休暇を取ると仕事が山積みになっているといっていて、まあそりゃそうだよね、とその時は思ったが、安心して休暇もとれないという気持ちがよくわかる。

 

業量調整してくれるとか気づかいらしい連絡はきたのだが、

10年前と実は何もかわっていないので、

まとめて休暇をとることもできないだろうし(手術や入院中は仕方ないにしても)

在宅だとしても、同じようにメールをみては指摘したりを繰り返さなくてはならないだろう。

この常時責任にとらわれていることから解放されたい(おそらくこのストレスが最大の原因)のだが、これは言われてやっていることでもないので(だが、誰かがやらないとおそらくトラブルが多発する)自分が勝手にやらなくするしかもしかしたらないかもしれない。そしてトラブルが多発すると、耐えられず退職者が大量に出たりするのだ。

 

おそらく、治療の過程で、体調不良が予想もできずにやってくると思う。

そのときに「何時に出社するか」「いつから出社するか」みたいな時間管理を強いられるだろう。卵巣嚢腫の時は、体調がおちつかず、いけるタイミングで出社していたらクレームがきた。

そして、無理してがんばって、結局10時や11時やそれ以降も仕事することが続いていた。あのときは(入院中)、絶対そういう生活はやめようと思っていたのに。当時の私は、そのように時間をきって仕事をしないことよりも、それにより負のオーラをあびないために遅くまで仕事をすることを選んだのだ。

 

なにより、父が入院していた時に、いつまで休暇を取るかと聞かれたことは今でも思い出しても悲しすぎてどうしていいかわからない。いつまでかを決めるということは、父が亡くなるということだからだ。

 

結局、いろいろ変わらないのだ。世の中は変わってきているので、無理してそういう価値観にあわせようとはしているけれど、心の中の自分の価値観はかわらないのだ。だから、私はそれを予想してそれに沿った形で対応しないと、また負のオーラを浴びる羽目になるのだ。

多少状況は変わっているのと、私自身、知恵が多少ついたかもしれないので、自分でコントロールできることをうまくやろうと思う。講座を減らすとか。キャリコンもやらない。

 

今回の病は、神様がくれたある意味チャンスでもあるので、以前とは違う形にしていきたい。ちょっとでも解放されるように、、、

 

※そういうことをずっとずっと土曜から日曜考えていたら、昨晩、夢に父と母が出てきた。父は若かった!私よりも若いくらい。私が母に父を「私の父です」と紹介してあああ、違った、知っている人だ、と思ったりするのだ。母は、髪の毛が少しはげかかっていて、カラーリングの色がすごく茶色で、少し太っていた。そして、きっと認知が少し入っている感じで、父はすごく優しく母にいろいろ説明をするのだ。業務のような言い方なのが気になったが。不思議な夢ではあるが、両親に会えてとてもとてもうれしかった。もしもこれが天国なのだったら、今すぐいってもいいくらいだ。