毎日が本番

ライフログ

私とアニメーション

朝ドラのなつぞらで、先々週くらいから、一久さんの虜になってしまったので、いろいろ調べてみた。

このドラマは、半分が新宿の話で、私の両親がきっと暮らしていた頃の話である。ちょうど私が産まれたタイミングになったので、こういう感じだったのかなあと想いを巡らせるのがここ最近の日課だ。

紀伊国屋中村屋も父が大好きで、よく一緒に行った思いでの場所。洋服も、母はもしかしたらああいうのを着ていたかもと目が離せない。

そして、一久さんなのだが、世の中的にはあの面倒くさい話がうざいとかいわれていて、私もそう思うのだが、同時に、父の理屈っぽい話にそっくりで、きゅんときてしまった。さらに、坂場家のすき焼きを食べるシーンが、私の実家のようすにそっくりで、私は一久さんと同じように話を無視してもりもり食べてたなと思い出して、なんかものすごい親近感を持ってしまった。

さらに、この方のモデルは高畑功さんだということで、よくよく調べてみると、私が好きで好きでたまらなかったハイジの演出ということもわかり、運命まで感じてしまった。

ハイジが好きすぎて、当事、原作の本を日本語訳ではあるがいくつか買ってもらい、訳によって表現が違うことを、学んだ。そしてなんといってもテレビアニメが一番好きで、それは気がつかなかったが、高畑さんの演出が好きだったということなのかもと今更ながら思った。

小さい頃好きでたまらなかったハイジも、侍ジャイアンツも、未来少年コナンも、高畑さんやその系譜の方々が作ってくださったものだとあらためてしり、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、大人になっても、私をいろんな意味で救ってくれた千と千尋の神隠しも、宮崎監督ではあるけれど、これも皆繋がっていたと知ることができて、あらためて感動しました。

君の名はも、天気の子も好きだけれど、それとはまた絶対的に違うレベルで心を動かし夢中にさせてくれたアニメーションを作ってくれた方々に感謝です。