毎日が本番

ライフログ

 今年も、空が秋の色になり、9・11になった。


 3年前のことを思い出せそうで、思い出せなくて、不安な気持ちになりそうな
 のがこわくて、まず朝稽古に行った。
 その後夕方まで仕事をし、一眠りして、サンヤ小学校にバドミントンを
 しに行った。
 先週足の裏の筋を痛めて全治10日と言われていたが、結構運動してしまえば
 治ってしまうもので、私の身体も捨てたもんじゃないと思ってみたりした。
 とりあえず、その日は眠ることができた。


 まだ不安が続く9月12日。朝9:00からバドミントンの練習に行った。
 仲間がみな足の心配をしてくれる。
 Kくんも私の足のことを覚えていてくれて、なんかグッときたりもした。


 4時間こってりと練習をした。通常通り、ノックをこなした後、10月の秋季
 区民大会に備え、ダブルスの試合連を行う。
 シャトルを打っている時は、そのことだけ考えていられるから、すごくいい。
 とにかく1本、それだけ心にとめて動いている時の感覚がなんともいい。


 午後1:00に練習が終わり、自転車を飛ばして家に帰り、パンと牛乳と
 アミノバイタルPROを口に詰め込む。シャワーを浴びながら、2:00から
 のお稽古に行くかどうか、悩む。
 が、気がついたら胴着をかかえ、道場に向かってダッシュしていた。
 そして2時間半の稽古。
 魂が透明になって、足の痛みとか、筋肉疲労とか、いろいろな不安とか、
 そういうものが遥か遠くにいってしまう。


 道場でつまみを数品料理し、軽く食べてから帰る。
 さすがに、疲れたというか、脱力。頭がわんわんするほど痛む。


 3年前には想像できなかった今の私。でもそんなことどうでもいい。
 9・11の季節も無事乗り切って、これで爆睡できそうだ。


【編集者の2行】
 「エースをねらえ!」7巻を読んで、号泣してしまった。宗方コーチの死後の
 ストーリーがこんなに深かったなんて。今頃やっとわかった。