あと一週間で入院となった。
諸々準備も進んでいるので、あとは何か発生しなければ、、という感じ。
会社の判断で、病名は伝えず1週間入院手術、と伝えるだけとなった。
昨今の世論では、正しい病気の状況を伝えないと余計な心配をまわりにふりまくということが多いのかなと思っていたのだが、人により考え方は違うので、様子を見ようと思う。
個人的には正確に伝えた方が先の予定や予想がつきやすいし、適切な心配にとどまると思われる。
多様性なので仕方なし。
ここまでの諸々の判断の連鎖で、ますます自分でいろいろやらないことにしなくてはと思った。もし逆にすごく心配してもらったり、すごく仕事を減らしてくれようとサポートしてくれたら、がんばってしまいそうだったかも。
というわけで、結果よしとする。
そして、最短ですべてやめようという決意をあらたにしました。
お惣菜を作るパートさんとかになりたい。
まだまだ甘いところはあると思うが、保険に入ったり、貯金をしたり、マンションを持っていたり、これから先のことは自分についてはどうにかなるように整えたつもりではあり、遺言も公正証書で作ってあるし、お墓も立てているし、ある程度のところは決まっている。来年あたり、お墓参りに行ってお寺に行ったときに、戒名を考えてもらうように依頼しておこうと思う。
私の場合、ちゃんと治療をしても、きっとまたどこかにできると思う。転移も最大点やっていてもする可能性も全然ありだ。
と考えたら、もうそのつもりの人生でよいのです。もしそういうことがおこらなかったら、ラッキー(かどうかはわからないが)とでも思えばいい。おっとそうきたか、と思えばいい。
大切なことはそれこそ「毎日が本番」というか、毎日ちっちゃい楽しみを感じることだ。昔は毎日本番でがんばっていたけれど、今は違う意味で、毎日生きていて、いつもと同じだったら大感謝、という意味だ。
だから、いらつくものやつらいものはそぎ落としていこうと思う。楽しいことを少しずつみつけてうれしい気持ちを増やせばよい。やっとそう思えるようになりかかっているので、そのためにこの日々のやり取りやこの病気があるのかな、と思っている。