毎日が本番

ライフログ

師匠のかたち

朝稽古、実は毎度だるいので、うう、と思いながら行っている。単に体調があまりよくないだけなのだが。

今朝は奥を3本稽古することになった。

 

そのうちの1本をやっているときに(特にすごくできない技だったのだが、、、)

ふと、師匠の手の形がふわっと思い出されて、「あれ、こういうふうな形でやってなかったっけ?」と先輩に聞いてみたところ、「そうだったかも!」ということで、そういう遣い方でやってみたら、全然違う感じに効いた、とのこと。

実際にその形は、師匠に直接稽古していただいたり教えていただくことはなかったのだが、何とも不思議なことに、ふわりとその部分が頭に浮かんだのだ。まるで、師匠が教えてくれたように。(あるいはあまりにできなかったので、イラっとしたのだろうと思う)

すごくうれしく、すごく不思議な時間だった。

 

そういえば、先週末の日曜稽古で(26日)、弟弟子が五段受審だというので審査用に5本稽古をした。このとき、本当にすごくひさしぶりに、気が巡る感じというか、なんというのだろうか、そういう感じがして、「ああ、これ!!!」という感じがした。これが好きで稽古してきたのだが、今よく稽古している人との間では、それが生まれない?感じなのだ。審査用の形ではあったが、真剣勝負で、そういう気持ちの交流ができて、すごくすごく楽しかった。

最近ずっと稽古をやってもダメだな、、ダメだな、、、という気持ちにしかなれなかったのだけれど、すごくこれは楽しかった。また稽古できるとよいなと思った。

 

が、手術とかがあるんだった。自分の審査も放射線終わってからの予定なので、どうなっていることやら。でもやれるだけはやろうと思う。