田坂氏の書評を書いているうち、なぜ働くのだろう、という問いかけを
自分自身にもしていることに気づいた。
「なぜ働くのだろう」という問いに対する答えは、過去数年だけ振り返って
みても、あきれるほど変わってきている。
私の場合、主に「お客様に貢献するため」「スキルアップのため」と考える
ことが多かったのだが、「とにかく生活費がないから!」という時期も
あったし「何もしてないとヤバイから」という時期もあった。
「なぜ働くのか」という問いから「どんな仕事をしたいのか」「どういう
働き方をしたいのか」という問いに、頭の中が自然と発展していく。
どんな仕事。。。やりがいのある仕事がいいのか、楽な仕事がいいのか。
誰かに認められたくて働くのか。どんな仕事をしている時に、充実感や
喜びを感じるのか。
この仕事をずっと続けるのか、次のステップアップをはかるのか。自分の将来
にどうつないでいくのか。それともすっぱりやめてしまうのか。
様々な問いかけが頭の中をぐるぐる回る。自分のしたい仕事を本気でやれて
いる時期って、どのくらいあっただろう。世の中に、そうして働いている
人って、どのくらいいるのだろう。
仕事内容、やりがい、給料、待遇、全てがパーフェクトなことは、そんなに
あるものではない。その中で、自分はどこに価値を置いて働くか、その
見極めが重要だと思う。
「やりたいことをやりなさい!」そう言われても、それが見つからない時
だってある。やりたいことはこれです、というフリをしても仕方ないし。
やりたいことだと思っていたことが、実は違っていたと気づくこともある
だろう。そしてそういう時にこそ、その仕事からは抜けられなくなって
いたりする。
六本木通りをNベーカリーまで歩きながら、こんなことを思いついてしまった。
でもとりあえずカレーパンでも食べて、また考えよう。
【編集者の2行】
もうすぐバドミントンの渋谷区オープンだ。やる気なく練習にいったら、
わりと調子よく、少しやる気が出てきた!がんばるか。