渋谷区春季バドミントン大会で、初戦敗退した。
昨年秋に3部で優勝したので、2部に昇格して初の試合だった。
新しいパートナーと、心機一転。目標はまず2勝かも、と思ったが、いきなり
負けた。
調子も悪くなかったが、2部はさすがに強かった。へろーっとした逃げ玉は
すべてキレイに打ち込まれる。セコい技は2部では通用しない。
ファイナルまでやったものの、負けてしまったので、不完全燃焼、、と思って
いたが、それなりにがんばって動き回ったらしく、だんだん左股関節が痛んで
きた。あまりに痛いので、試合の打ち上げもやめて家で寝込んだくらいだ。
翌朝、チームのボスからメールがきた。
「試合で痛くならないようでは進歩がありません。痛みが取れる経過を楽しんで
ください。必ず治りますから。」
なるほど。。痛いというのは進歩しているということなのか。
バドミントンにしても、仕事にしても、ぬるま湯状態の環境で、やった気になっ
たままでいることは簡単だ。
進歩していないことに気付かぬふりをすればいい。
がんばったんだから、いいかも!って思って自己満足していればいい。
それなりにがんばった試合で負けると、実力のなさに、がっくりする。
もうやめちゃおうかなって必ず思う。
でも、結果としては負けだとしても、知らず知らずに進歩していることもある
のだ。股関節の痛みが今回はそれを証明してくれた。
思えばバドミントンを再開してからちょうど1年。3回続けて空振りするくらい
ブランクのあった私が2部でまともに戦えるようになったくらいでもたいした
ものかもしれない。
そうこうしているうちに、今度はパートナーがメールをくれた。
「脚はどう?次回は今回を越える試合できるよう、がんばろうね!」
単純だなーって思うけれど、こんなメールがくると、やっぱりがんばろーって
思っちゃうのだ。人生はそんな繰り返しだ。それでいいじゃないか。
【編集者の1行】
今週は、ハラペコレシピは作者ハラペコのため、お休みです。