「運命は決まっていて、しかも全く自由だ」
確か、そんな感じの言葉。どこで聞いたのだっけ。誰か偉い人の言葉だと
思うのだけれど。
運命は確かに決まっていると思う。なのに、いつもじたばたと何かに囚われて
日々を生きている。
小さい時からの教育の過程で、「努力をせよ」「頑張れ」というのがインプット
されてきた。確かにそれは間違いではないが、「苦しくがんばり辛くしていれば
それを評価されるのではないか」という誤った思い込みも自分の中で作りあげて
しまってきたように思う。結果がうまく出なかった時「でも頑張ったから」。
その一言をもらうためだけに。
運命は決まっている。どのように生きようとも。そして、その生き様はまさに
自由なのだ。ならば、最大限自由に生きよう。ただし、自由の意味をはき違えず
に。囚われの気持ちを作り出しているのは、自分自身の思い込みでしかない。
もしかしたら、決まっている運命を「ヨカッタ」と捉えるか、「チェッ」と
捉えるかは、それまでの生き様による人格形成によるのかもしれない。
自由にのびのびと生きてこそ、自分の人生に責任が持てるようになると思う。
そして真摯な気持ちで運命に対峙したい。
【編集者の2行】
なんかしがらみにとりつかれているような気がするので、お祓いが
必要かも。