Pちゃんが出産した。
ちょうど11ヶ月前、プロポーズの現場に立会い(?)、結婚式やパーティ
も一緒にいろいろ準備をし、夏には伊豆に一緒に旅行に行き、産休に
入ってからも一緒にお菓子を焼いたり、散歩に行ったりしつつ、ついに
この日を迎えた。
最初の職場で出会ってから、なんとたくさんのことを一緒にしてきたこと
だろう。ついに生まれたての赤ちゃんをだっこすることになるとは、
さすがに感慨深い。
Pちゃんは、結婚して、妊娠して、ほんの少しずつ、以前とはどこかしら
違うように思えるところが出てきた。なんというか、以前にも増して
大地の母的な余裕が出てきたというか。。。
予想通りではあったのだが、彼女がとても自然に赤ちゃんと接していた
ので、ああこういう風にすればいいんだなーとなんとなく思った。
私の両親は神経質で、赤ん坊にさわるときは手を消毒してから、、
なんていうタイプだったので、生後1日目の赤ちゃんに出会って、うれしい
反面、超緊張していたのだった。
Pちゃんはお母さんになったわけだけれど、相変わらず私の友達だし、
相変わらずPちゃんだ。
お母さんも、子供も、それぞれ別の人格で、それぞれ一生懸命生きていく。
そして私もマイペースでこの家族とこれからも関わっていくのだろう。
【編集者の2行】
不安と過去の栄光への憧憬から、おたくに戻ろうかと思うこともあったが
卒業することに決めた。ほんとに決めた。