毎日が本番

ライフログ

 新宿のとある漫画喫茶についに足を踏み入れた。
 開店早々訪れた時は、日焼けサロンで焼きまくり、チェーンのネックレスを
 したサンドイッチマン(死語?)が立て看板を持って待ちかまえているのに
 びびり、入る勇気が出なかったのだ。


 ロゴが某Yahoo!にそっくりで、入り口はどう見てもラブホで、全室個室って
 ところが、全く怪しい。カウンターのお兄さんのしゃべり方も、あの微笑も
 どう見ても水商売だ。
 「68番のお部屋をご用意させていただきました」


 パーティションでこまめに区切られた部屋(?)が密集する中を、壁際の漫画
 をチラチラ見ながら、68号室にたどりつく。室内にはVTRもDVDも映る
 モニターとDELLのマシンが並んでいて、なんとここでパソコン個人レッスンが
 受けられるという。いったい誰が受けるのだろう、、ここまで来て。
 でも、パソコン教師募集していたな、応募してみようか、とわりと真剣に思う。


 「室内でみだらな行為をした方は料金を支払ってもらって退出していただき
 ます」って、当たり前っていうか、普通にしてても料金は払うはずなのだが。


 ちなみに、入り口付近には総ガラス張りの2名までのネイルサロンルームが
 あり、いつも満席だった。シャワールームも電子レンジも完備。ここに住め
 ってことか。思わず家賃換算してしまった。


 商売のメインである漫画は、かなり充実しており、ドリンクもフリーだった。
 これでどの程度商売になるのだろう。頭の中でカタカタカタっと音がして、
 利益率等の計算がはじまった。新しいビジネスモデルとしての漫画喫茶、
 今度はオールナイトプランに挑戦してみたい。


【編集者の1行】
 バドミントンの合宿で、練習がつらくて涙がこぼれそうになった。