私が理想とするコンサルタントは、クライアントが自分で結果を出したと
思えるようなコンサルテーションをする人だよ。
あまりに美しく決まった時ほど、自分が評価されず、悲しかったり、
自信を失ったり、悔しかったりするけれど、結局クライアントの会社の
従業員自身が結果を出さない限り、業務改善や、業績アップなど、ありえない。
かっこいいことを言って、コンサルタントとして目立ちたいうちは、
まだまだ一流じゃない。
自分の手柄をいくら作ったって、会社としての結果など出ない。
「やはり、XXさんがいないとダメですねー。」とクライアントに言わせたいの
だったら、それはそれでいい。
私のコンサルテーション観だって、すごく偏っている。
これでは、コンサルティング料をとりずらいかもしれない。
それでも職人肌の私は、どうしても仕事に美しさを求めてしまう。
とにかく、私がほしいのは結果なのだ。
「君がほしいのは、結果か、それともうわべの自分の評価か」
26歳の彼女は、この問いにぐっと押し黙った。
「私、目立ちたがりやだから。。。重い言葉です。でも、がんばります。」
「目立ちたがり」と自分のことを認めた彼女は、今日から私の2番弟子だ。
一番弟子は誰かって?
もうすでに私よりもバリバリ働いているあの子だよ。
【編集者の今週も1行】
寝ても起きても想うことはただひとつ。