毎日が本番

ライフログ

青山ブックセンターは、東京で1番好きな本屋さんだ。ということは、
 世界で1番なのかもしれないけど。

 どのくらい好きかというと、青山ブックセンターがウエブサイトをオープン
 してすぐに、会員になろうとしてアクセスしたけれど、システムがまともに
 稼動していないため会員になれず、サポートセンターに電話をして、
 「青山ブックセンターの担当の人としゃべっちゃった♪」と思うくらいの
 どうしようもない好きさ加減なのだった。ああ、インターネット黎明期は
 本当に楽しかった。
  
 それはさておき、よく青山ブックセンターをさまよい歩く白昼夢を見た。
 日本語に飢えていたあの頃。夢に出てくるのは決まって、かつてよく通った
 新宿のルミネにある青山ブックセンターだったのだが、その日は青山の青山
 ブックセンターに行くことにした。

 ひさしぶりの青山の青山ブックセンターに3歩くらい足を踏み入れ、さあ
 これからだ!というところで、電話が鳴った。
 「あのねー、外に出てごらんよ。花火の音が聞こえるよぉ!」
 「今どこ?」
 「青山。ほら、ヘリコプターも飛んでいるから、見てごらん。」
 そう言われたら、仕方ない。外に出て見るけれど、この日は実は隅田川
 花火大会だったのだ。青山で音が聞こえるわけがない。
 「ねー何も聞こえないよぉ。ヘリもいないよぉ。。」
 「それよりさー、今日仕事でさー、超ファブリーズって感じの人がいてー。
  なんかなつかしーね!明日は寝込むってかんじ。」
 
 彼女は、私が花火を見たがっていることをいつも気にしていてくれた。
 さらに、何かのはずみで一緒に仕事をしていたときのことを思い出し、
 思わず電話をくれたのだろう。
  
 一瞬意味不明なようだけれど、共感できる電話が、妙にうれしかった。
 耳をすませば、花火の音が聞こえるかもしれないと思ったけれど、
 どうしてもそれは叶わなかった。
 でも、もういつでも時差も距離も気にせずに、気楽に電話をもらえる
 ところにいるんだ、ということがわかって、ちょっぴり安心した。



【編集者の2行】
 今日は、私のルームメイトの誕生日です☆おめでとおめでとおめでう!!!
 Tちゃんがこの世に産まれてきてくれて、本当によかった!! 

青山ブックセンターは、東京で1番好きな本屋さんだ。ということは、
 世界で1番なのかもしれないけど。

 どのくらい好きかというと、青山ブックセンターがウエブサイトをオープン
 してすぐに、会員になろうとしてアクセスしたけれど、システムがまともに
 稼動していないため会員になれず、サポートセンターに電話をして、
 「青山ブックセンターの担当の人としゃべっちゃった♪」と思うくらいの
 どうしようもない好きさ加減なのだった。ああ、インターネット黎明期は
 本当に楽しかった。
  
 それはさておき、よく青山ブックセンターをさまよい歩く白昼夢を見た。
 日本語に飢えていたあの頃。夢に出てくるのは決まって、かつてよく通った
 新宿のルミネにある青山ブックセンターだったのだが、その日は青山の青山
 ブックセンターに行くことにした。

 ひさしぶりの青山の青山ブックセンターに3歩くらい足を踏み入れ、さあ
 これからだ!というところで、電話が鳴った。
 「あのねー、外に出てごらんよ。花火の音が聞こえるよぉ!」
 「今どこ?」
 「青山。ほら、ヘリコプターも飛んでいるから、見てごらん。」
 そう言われたら、仕方ない。外に出て見るけれど、この日は実は隅田川
 花火大会だったのだ。青山で音が聞こえるわけがない。
 「ねー何も聞こえないよぉ。ヘリもいないよぉ。。」
 「それよりさー、今日仕事でさー、超ファブリーズって感じの人がいてー。
  なんかなつかしーね!明日は寝込むってかんじ。」
 
 彼女は、私が花火を見たがっていることをいつも気にしていてくれた。
 さらに、何かのはずみで一緒に仕事をしていたときのことを思い出し、
 思わず電話をくれたのだろう。
  
 一瞬意味不明なようだけれど、共感できる電話が、妙にうれしかった。
 耳をすませば、花火の音が聞こえるかもしれないと思ったけれど、
 どうしてもそれは叶わなかった。
 でも、もういつでも時差も距離も気にせずに、気楽に電話をもらえる
 ところにいるんだ、ということがわかって、ちょっぴり安心した。



【編集者の2行】
 今日は、私のルームメイトの誕生日です☆おめでとおめでとおめでとう!!!
 Tちゃんがこの世に産まれてきてくれて、本当によかった!!