毎日が本番

ライフログ

ポチ袋

いつもお世話になっているお礼に、ということで、菓子折りと、それにポチ袋がついていた。ポチ袋にはうさぎの切り絵がついていた。

お金が入っているのか!と思ってあけたところ、ミニカードがかいてあって、何やらお礼の言葉がかいてあった。

 

私の心はざわざわして、「このポチ袋はいったいいくらなんだ、、カードも。。。別売りだろうか、、」思わず検索したら、3枚で400円前後。お菓子もポチ袋もいらないから、、○△※!!!!! と思った。

 

あまりにけち臭い私の気持ちがいやだったので、先輩にいやだー!!!と吐き出して笑ってもらった。

 

そういえば、入門して間もない頃、師匠のお祝いの時に、かわいいご祝儀袋にいれてお祝いを持参したところ、またこれは別の先輩だが、「ここはそういうこと気にしないから、他のところで使いなよ」とご祝儀袋を返却されたことがあった。。

そうか、そういうこともあるよね、とその時思ったことを思い出した。

 

ほんの気持ち、といえば、、、叔母に、いつもお墓のお花をお供えしていただいているので、足りないと思いますが、と「本の気持ち」袋に多少のお金をいれて渡したところ「そういうのは全然気にしなくていいから」と言われ、そのときは目が笑ってなかったというか、親戚なのに、家族なのに、という気持ちが伝わってきてありがたかったので、涙しながらお礼を言ったことがあった。

 

たかが「ほんの気持ち」だが、いろいろな気持ちが見え隠れして、ぐっとくる。

 

私が叔母に渡した時もそうだったかもしれないのだが、お礼の気持ちのほんの気持ちではなく、自分ができないことへの免罪符としての「(ゆるしてくれ)ほんの気持ち」ではなかったかと思う。

気持ちとお金はむずかしい。