毎日が本番

ライフログ

五段昇段

昇段審査、合格。

引き落とし打ちをはずしたので、これはもうダメだと思った。はずした瞬間は、関係ないと身体もほぼふれなかったが、あのようなミスは目立つので、難しいなと思った。

しかし頑張ってやり続け、太刀でも足を一ヶ所間違ったが、とにかくやりきった。

待つ間は、用意していたまた頑張りますという言い訳が頭をぐるぐる回っていた。

発表で、相方が受かってると教えてくれたときはどうしようと思って。涙が出てしまった。今でも出てくる。
とにかく辛かったのだ。
逃げ出したくて仕方なかった。

いろんな方にお礼を言って、いろんな方によかったといってもらえて、よかった。

苦労の種のひとつから解放された気持ちでいっぱいだ。

恥をしのんで教えを乞うた方々からも、なおっていたと言われ、嬉しかった。
私が稽古してきたことがこれでよかったのかどうかはわからないけれど、とにかく、もう審査のことは考えなくてよいので、まずはひとつ乗り越えた。

今回は本当に、辛かった。
辛くて我慢してきたことから解放されて本当に嬉しい。
合格した、やった!というのと少し違うのだけど、ほんとにこれでひとつ解放された。