毎日が本番

ライフログ

2012年総括

今年はだいぶ、自分の立ち位置?というか意識?が実は変わった一年だったと思う。

○親のこと
父の体調不良、母の入院。実家の経済状態のこと。

年末の今は落ち着いているが、それぞれとても心を痛めた。
覚悟を決めるための期間か、とも思う。
18くらいから、ついこの間まで、医者にならなかった私はいらない子供であると思い、どこか遠くへ行きたくて、海外へ何度も行った。
しかし、自分の細胞には親からひきつがれたものがあることを感じたり、親そのものがもう何かをこえてしまったようで、以前のようにいろいろいわなくなった。
なんともうまくいえないが、親は私が嫌いなわけではなかったという当たり前にやっとたどりついた。何かのおりには、顔を見にいくようにすることはつづけようと思う。

○稽古
4月にフランスに行ったこと。
7月に影に入ったこと。
朝稽古はなんと1年間遅刻続きだったが、遠征稽古はフランス、長野、福岡と3回行き、密度の濃い稽古ができた。さらに真摯に稽古を続けようと思う。

○仕事
自分がこれ以上役職をアップしたくないのは、これ以上の責任を取る立場になるのであれば、いろいろ方針が異なるところがあるので、それを容認できず、そのことにより自分を縛ると思われたからだ。
自分に責任がそこまでなければ、容認することができる、ということがわかった。

また、諸々の自分にとっては優先度が高くない物事については、一律ルールを決めて、そうしてしまうことにした。
例えば、スーツを着る、襟元がしまったものにする、靴下をはく、サンダルははかない、等。
余計な言葉も発さない。冬はマスクで表情さえも隠す。人を「さん」づけで呼ぶ。
いちいちこれがどちらの価値観に動くかとか、自分の方針がどうだとか、どっちの方が結果がどうだとか、どうでもいい。それに気を取られたりする時間がもったいない。
そんなことより、、と思うことがいっぱいあるが、人間の能力というか、全体力を考えるとまあこんなものかな、と思う。
会社は、自分を出す必要はまったくなく、演じるということで乗り切ろうと考えている。それがよいか悪いかは、わからないが、演じ切ってしまったほうが、気楽でぶれがないだろうと今は思う。

◎自分はどう生きたいかというと、だいぶそれなりに生きてきていると思うように、少しずつはなってきていると思う。
 年賀状をかくときに「マイペースにくらしています」という言葉が自然にでてきたので、そのようになったんだな、と思った。