毎日が本番

ライフログ

あれから四年

雪道を歩いて稽古へ。
昼過ぎから雨も止んだ。
二時くらいから五時すぎまで昼寝。

特になにもせず、来週用のお弁当を作りながら晩御飯。
いつも12時すぎにごはんを作って食べないと気が済まないのは、サラリーマンが忙しくなればなるほど飲みに行っているのに似ているんだと先輩と話していてわかった。
何か、区切るものがないとやってられないんだな。週末もそうだ。いろいろ電話がきても、ひとりの時間が必要なんだ。


ソチオリンピックで、高橋選手は順位は残念だったが、本当に今までありがとうと思った。バンクーバーの時から、正確にいうともうちょっと前、膝の靭帯を損傷してから復活して、という努力とオーラは、いつもいつも私の弱い部分に力を与えてくれていた。
今回はどんなにしんどかったことだろう。辛いことの方が多かったという言葉や、コレが自分の実力だという言葉や、最後まで諦めずにできましたという言葉を聞いて、涙せずにはいられなかった。
どうしようもないさまざまなことからくる疲れが伝わってきて、夢にまで見てしまったくらいだ。
晴れやかな顔を今はしていて、本当に辛かったんだなと思った。結果より何より、解放感が先にきたのだろう。
本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。ゆっくり休んで、だんだんまたあのオーラをためて、演技を見せてもらうのを楽しみにしています。

羽入選手も、すごかった。震災の後のチャリティーで、自分を取り戻して行った時のこと。だんだんこれは、じぶんがやらせていただいているんだとおもうようになったとの言葉をきいて、ああ、そうか、私も今、よくわからないけどこの毎日はやらさせていただいているのに近いのかもと思った。生きさせてもらっている感はすごく強い。今までにたましいは何度か死んでしまっているようにときどき思う。
この人はこの先どうなるんだろう、私はどうなるんだろう、そんなことを思った。

女子もどうなるか、大好きな真央ちゃんが、満足した滑りができるように心から祈る。

バンクーバーの時から四年も経ったなんて。トリノから八年も経ったなんて。毎日毎日の積み重ねはすごい。