毎日が本番

ライフログ

実家にて

腰痛だといっていた父が、2か月あまりで10cmくらい小さくなっていたので、驚き、怖くなった。こんなこと、あるんだろうか。インテリジェンスな人が、自分が変わっていくのを目の当たりにするのはどんな気持ちだろうか。

癌研はまだ行っているのか、と聞かれた。3年経ったから、あと2年経てばまあ大丈夫だろうといわれた。小さい小さい癌細胞は、3年くらい経つと育ってきて見えるのだそうだ。

家を出るとき、腰痛はだいぶおさまったけれど、と言っていたが、相当痛かったのだろう。
自分が贈ったバレンタインのチョコがこなごなになっていた。配送は無理だったか。先日送った梅酒も、もしかしたら食欲なくて飲めないのかも。


それからいろいろ考えた。
医者にならなかったことで、いろいろあったが、それを大量に乗り越えて今に至ると。結局ずっと親に喜んでほしくて認めてほしくて生きてきたのだと。

自分が痛くて死んでしまう方がつらくないかもとさえ思った。でも、そういうことではないのだ。いろいろわかっているけれど、いろいろなことは直面しないとわからないものだと思った。

一方、自分はストレスで身体の節々が痛くて、それこそどこか悪いのではと思うくらいだ。でも、そんなこと言っている場合ではなく、ここをどう乗り越えていくか。何か課されているのだろう。これからの人生をなんとか生きていくためには、今のやり方ではダメだということを知らされているのだと思う。