毎日が本番

ライフログ

2010年総括

2010年は元旦0時から、担当しているウェブサイトの更新のため、出社した。そんなことしなくていいのに、前の年に2回手術で入院し、1年健診で再発しなかったから、その分がんばってることをアピールしたかったのかも。

そのまま午前様仕事を続けていたら、下血したり、マーカーがアップしたりしてきた。そしてついに、右卵巣のう腫だということがわかり、6月1日に手術。
これをきっかけに「癌は初期なら取れば治る」という考えから、そもそも癌を作りだすような生き方をやめよう、という考え方にだんだん変ってきた。そして、同じ病気の方々のブログや、そこに集う方とお付き合いをはじめさせていただき、ますますこの病気のことや、元気に暮らすということに向き合うようになった。
「癌に効く生活:ダヴィド・S. シュレベール著」をのっぽ先生にご紹介いただいてからは、「適度な運動、良い食事、心の平穏」を意識して日々暮らすようになった。少しづつだし、まだまだこれでいいのかな、など、試行錯誤続きだけれど、年末の直腸癌2年目検診では問題なく、2010年を超えることができた。

あらためて、応援してくださった方々、支えてくれた方々には感謝の気持ちです。本当にありがとうございました。

稽古は、昔は初目録をもらった者しか持てなかったという太刀を持たせていただくこととなり、あらためて難しさと奥深さの入り口に立っているところ。昇段審査は不合格だったため、年明け3月にはまた挑戦する予定。

今この時点では、私の心の平穏を見出しがちなものは主に仕事だな、と思うので、どううまくつきあっていくかをあらためて見直そうと思っている。

1年間、お弁当を作り、ブログにつけて、自分の気持ちや体調、暮らし方の変化がわかるようになったのはよかったな、と思う。小さな違いの積み重ねで、半年でだいぶ変わったこともあったと思う。少しずつしか近づかないことこそ、大切なのだろうと思う。