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宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトは、人生初デートの思い出御の映画(当時は当然アニメ)。サンシャインシティで、隣のクラスのカップルと2組で行って、マクドナルドではじめてチーズバーガーを食べて、ゲーセンでドンキーコングをした、懐かしい昭和のデートです。
実写版宇宙戦艦ヤマトは、何の気なしに見に行ったのだけれど、こんなに気分が盛り上がると思わなかった。2100年頃のストーリーだというのに、かなり昭和が入っていて、黒木メイサメーテルを思い浮かばせるような顔つきで、銀河鉄道999が実写化されても黒木メイサだろうなあーと思ったり。
ラストの歌は、アルマゲドンにそっくりで、そういえばストーリーもアルマゲドンにそっくり(ヤマトの方が古いけれど)だし、リブタイラーも黒木メイサも似ているし。
とにかくみんな、宇宙船の中でお酒を始終飲んでいて、まるで道場の宴会みたいだなあ、、というか、あの時代ってこうだったんだろうなあーと思った。

波動砲発射も、掛け声が長すぎて敵が来ちゃうよ!とツッコミたくなるところは、かつて子供の頃に思ったのと同じで、懐かしくてうれしくてたまらなかった。イスカンダルに何しに行くのかとか、ささきいさおが一生懸命歌っていても、全然わかってなかったんだなあ、今日はじめてわかったよ、とか、こんなに楽しめるなんて思わなかった。映画自体がすごくいいとか、すごい映像だとか、キムタクがステキとか、全然関係なく、楽しめた。日本のアニメの基礎は宇宙戦艦ヤマトが作って、ガンダムで広がったんだよなあーとしみじみした。
次はぜひ、巨人の星の実写がみたいなあー。
本当は、ノルウェイの森をしっとりと見たい、、とずっと思っていたはずなのに、宇宙戦艦ヤマトでこんなに盛り上げれるとは!

こういう、小さな幸せって、素敵だ素敵だと何度も思った。