毎日が本番

ライフログ

こけた時こそ真剣勝負。

表12本目を稽古していた時に、袴を踏んで転んだ。これ自体はバカなのだけど、あっと思って、お尻をつきながらも、杖を手に取り相手の目につけながら立ち上がることができた。

私としては大進歩。形稽古だから、形と違ってしまった時は失敗だからやり直すもの、と思うかもしれないけれど、失敗こそチャンスで、その時にどんな所作がとれるか、ということでこそ、どれだけ本当に真剣勝負しているかがわかる。
ということが頭でわかっていても、これがなかなか実際にはできないもので、今日のようにころびでもしたら、照れ笑いこそしなくなったものの、謝ってそのままやり直してしまう私だった。でも、今日はおっとと思い、転んでも真剣勝負、と身体が動いたのは本当によかった。
つい先日、正中線を攻めることはできていたので、つばぜり?みたいになったときに、後でよく考えてみたら、杖をくるりとまわして太刀をかわして目をせめればよかった、、、と思ったばかりだったから、少し私の身体の中で何かが変化しだしたのかもしれない。

それにしても暑くて、へとへとになった。