毎日が本番

ライフログ

退院後の生活が不安。

ついに退院となり、これからの暮らしと直面する時がきて、不安で涙が出た。

再発や新たな原発がおこらないように暮らして行くには生活改善は必須だろう。
頑張らないで暮らすというのは頭ではわかるが、世間的にサボって見えるのではないかという不安との折合いがなかなかつかない。
体調悪いと訴えたとしても、この病気を体験していない人にはその重さの捉え方が全く異なる。

おひとり様で、生計をたてつつ、治療や検査を続け、家事もしながら働き続けるということを考えると、ちょっと気が重い。

余命半年宣告を受けたルームメイトや、抗がん剤治療中の方と話しながら、私のこの思いはなんとレベルの低いことかと恥ずかしい気持ちになる。

でも、彼女達のような生への執着が私にはなくて、それよりも、生き続けることへの不安が勝ってしまうことは否めない。

毎日ひとつ、小ちゃくていいからうれしいことを。毎日ひとつ、少しでも笑えることを。
毎日が本番の人生。不安でもまずは一日生きてみよう。