毎日が本番

ライフログ

長い長い3日間

14日 日曜日 6:00過ぎ、旅立ちの連絡があった。

7:00ほんの少し過ぎに道場に行き、玄関とテレビの部屋の掃除をした。キールをもって。

もうこのとき、玄関の扉が土曜にしめた時と違ったのであれ、と思った。もう帰ってらっしゃっていたのだ。

 そして、2階には、大勢の人がいる感じがした。外人も。みなわかって集まってきたのだろうか、という感じだった。不思議な感触。

 

10:00過ぎに、もうすぐ到着と電話があった。

10:20くらい、本当にひさしぶりに、かえっていらした。

まだ、あたたかかった。

お布団に寝ていただいて、キールを口に入れてあげたり、手を握ってみたりした。

やっと帰ってこれましたね、の気持ちでいっぱい。

ご親族がぞくぞくやってくる。稽古人もやってくる。

 

自分は気持ちをどこにもっていっていいかわからず、ぼーっとする。

いろいろ言われて、いろいろしたくをする。とにかく一度出たくて、かきのは寿司の予約を京王デパートにしにいった。

 

19:00頃帰宅。大河ドラマも見ずに、外人に連絡。

会社にも連絡。

 

15日 月曜日 昨日のことだが、もう半年前のことのようだ。

 15:00すぎまでは会社で普通に仕事。仕事したのもすごく昔のようだ。

 新宿でかきのは寿司をゲット、ランチをたべていなかったので、神座でおいしいラーメンを食べる。出てきたら兄弟弟子にばたりとあったが、外人に頼まれた花束を買う。

道場にはもう人がいっぱいいて、(と思ったが、さらにいらして総計150人くらい?だったそうだ)挨拶をし続ける。17:40位にスタート。

 仲の良い女性がきて、涙が出てしまったりもした。

 19:30くらいからは、直会。ナッツと柿のは寿司。どこかで見た光景だ。

 古い方もいっぱいいらしたので、それこそ入門したころと同じだ。同じすぎる。どうしてこんなに同じなんだ。そして私は階段をのぼったりおりたり。

 いろんな人がいろんな観点で、みなそれぞれの勝手な感想?を話す。同じすぎて、なんともいえない。

 11時頃にやっと帰宅。神座を食べておいてよかった。お寿司を一つしか食べなかったので、感染症対策もばっちりだ。

 この全部をもっていかれるような感覚。ひさしぶりだ。

 

16日 火曜日

 8時頃おきて、メールなど処理。

 着替えて、マカロンをもって、、、ふと、写真をもっていくことにした。棺にいれるため。写真の裏に、いつもお話しするような言葉をかく。お手紙をかこうとしたが、そういうのではなく、語り掛けをたくさんかいた。もう電話してきてもいいと思って、電話番号もかいた。

 11時に到着。写真をいれてもらい、お刺身をいれて、お花をいれて、ふたをしめて、出発。

 

 父と母など、記憶のなかで5回目の代々幡。だいぶ慣れている感じがした。

 でも、以前よりすごく早かった。少し分けていただくお願いをして、かなえていただけた。

 一緒に道場にかえってきて、テレビの部屋にそーっとおいた。やっとやっと、これで誰にも気づかいなく、お話しをしたり、食べたいものを置いたりできる!!

 やっとやっとかえっていらっしゃった。おかえりなさい!と思った。

 

長い長い一日、おわった、

かと思ったら、クレーム的な仕事の電話があった、、、

そしてやっと今日がほぼおわり。よくがんばりました。

きっとずっと見ていらして、笑っていたことでしょう。

さっきは、家の洗面台のところに人影を感じたので、うちにいらしたのだね、と思った。ありがとうございました。