毎日が本番

ライフログ

大学のバドミントン部の後輩、Sちゃんからメールがきた。
 「週末暇になったので、メイさんと遊ぼうかなーって思いました。」
 「最近、落語にはまってるんですけど、一緒にいきますか?」
 落語はちょっと今はいいや、、というわけで、Sちゃんの落語鑑賞が終わった
 後、新宿の高野フルーツパーラーで何年かぶりに顔をあわせた。


 私もあまりかわらないと言われるが、Sちゃんもみかけ全くかわらない。
 「暇だから会いましょう」と先輩に言う、若干失礼なところもかわらない。
 パフェやケーキセットをじっくり見比べ、どれが一番おいしくコスト
 パフォーマンスがいいか提言してくれるところもかわらない。


 ひとしきり自分の近況報告をしたり、クラブの同期の誰が結婚して誰に
 何人目の子供がうまれただとか、どの先輩がはげたとか、定年したとか、
 そんな話をいちごパフェを食べながら繰り広げた。


 しみじみと平和だった。試合に勝ったとか負けたとか言って、泣いたり
 酔っ払ったりしたあの頃をふと思い出す。
 もうバドミントンなんてやらなくていーや、と何度も思ったにもかかわらず
 ふたりとも今でも月に何回かはバドミントンをしていることを告白しあい、
 ハハハと照れ笑いした。


 またSちゃんと、一緒のチームでダブルスをする日が、近々くるかも知れ
 ない。人生って本当に不思議だ。


【編集者の2行】
 「ジョブウェブおすすめキャリア情報」は今週はお休みをいただきます。