毎日が本番

ライフログ

両親にあらためて感謝

20代の頃は、結婚してだんなさんのサポートをしていくものだと、自ら稼ぐことはあまり思わず、昭和的価値観だった。

両親が、不自由なく育ててくれたおかげで、お金に対する執着もあまりなく暮らせてきた。

いろいろあって、結局自分で仕事して自活するような暮らしで落ち着いた。そしたら、それはかえって自由だということに気がついた。父が言っていた、freedomということか?それともlibertyか?
よく聞いておけばよかった。どちらかわからない。心の自由はどっちかな?イメージはfreedomだが。

父が亡くなる少し前に、勉強させてもらったので、自活できる力がついたので何もいらないと話した。父も同じだと嬉しそうだった。

働いて、コロナで旅行もレストランも行かなくなり、つきあいもなくなったので、お金を使うシーンが減った。
自分用に何かいいものを食べようとしても、千円のお弁当で満足するタイプではなく、いつものスーパーの五百円くらいのお弁当のほうが好きだったり、自分でシンプルなお弁当を作る方が好きだったり、結局自分が嬉しいところはこんなところなんだな、というのが、よくわかってきた。もちろん時々、うなぎやお寿司が食べれるととても嬉しいが。
それも超高級な必要はなくて、美味しいね!という感じが好きなのだ。たぶん。
そもそも量も食べられなくなってきたし。
つまり私はほしいものもほぼなく、平和に同じように暮らしたいだけなのだ。

いろんなものに固執せず、サラサラとした私に育ててくれて、両親に心から感謝だ。ありがとうございました。そんな自分でよかった。平和に、丸く暮したい。