11月3日は、以前は毎年明治神宮の奉納演武だった。そんなことも忘れてしまっていた日に、ひさしぶりに面会に行った。
緊急事態宣言もあけていたが、15分、予約制、マスクを変えること、などが条件だった。
やせていらしたが、手も握り返す事ができたし、わかってくれた、と感じた。
また稽古を一緒にしましょう、と何度も話しかけた。
何か話してくれようとして、たんがつかえた形になり、父のことを思い出し、ナースに吸引してもらった。
吸引したのに、のどがゼロゼロいっていた。口をあけていきをしていた。
もしかして、私がやっていることは、反応してほしいと思うことは、勝手なわがままだったのかもしれないと気づいた。私のひとりよがり、わがままだったのではないか、、身体に負担をかけてしまっていたのかも、、ごめんなさい。ごめんなさい。
わたしたちが行ったこと、話しかけたことはうれしく思ってくれたと思うのだけれど、でも、人間の体は永遠に同じなわけではないから。
今までと違うステージになったこと、私がやっていることが、負担になりうるのだということ、私のわがままなんだ、ということ、がわかった。
ごめんなさい、そして、たくさんたくさんの心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。今までも、これからも。ずっとずっと生きる指針だと思います。