毎日が本番

ライフログ

ブルーインパルスと開会式

昨日はいだてんの再放送を見て、これまでのオリンピックも、すんなり開催されたわけではなく、数々の人の膨大な努力があり、開催されてきたことをあらためて思い返した。

そんななか、朝から東京都庁聖火リレーが到達するというのでテレビで見る。というか、Youtubeで見た。東京都のチャンネルで。参加できない走者が、デジタルサイネージみたいなロボットにうつっているのが特徴的だった。

最終走者は金栗さん役の中村勘三郎さんの予定だったが、そこまで見る前に、ブルーインパルスが上空を通るはずなので、近所で見上げた。

航空自衛隊ツイッターで様子を見ながら、待っていると、見えた!5本の線が!五輪は、近すぎて全部みえなかったけれど、この場でこの近さで見た、聞こえた!というのが感動だった。

 

ずっと行きたかったオリンピック。抽選にすべてはずれ、最後に窓口での売り出しでもなんででも買って、とにかく見たいと思っていたけれど、無観客となってしまっては仕方ない。都庁前や国立競技場は近寄って何かあってはいけないから、家のまわりで見えるブルーインパルスだけ。

自国開催は、死ぬまで二度とやってこない。だからできるだけ楽しんで応援しようと思った。

 

開会式は20時からテレビで。なんだかよくわからないパフォーマンスだけれど、これを練習した方とか、用意した方とか、会議でいろいろ面倒なことになったその場にいた方のこととか、いろいろ思いながら見た。

何より、世界に国がこんなにあったということや、国の名前が変わっているということに驚いた。よくこのコロナの中で来たよね(よい意味で)と思った。

自国で日本よりよっぽど人が亡くなっている国もあるだろうに。観光立国は日本よりよっぽど経済的に大変なのだろうに。

2,3週間前から、新宿近辺に明らかに外国の方が増えて、感染者も増えて、毎日オリンピック関連の感染者が増えていることが報道されて、ああああ、と思っていたが、こんなにたくさんの方がきているならそれもあるよな、と思った。

よくきてくれた、と思うとともに、この方々を受け入れることに従事した日本の多くの人も本当に大変だったろうと思った。

入場局は、モンストとかFFで、私はよくわからないが、ツイッターの中では大絶賛。日本はもう知らない文化になっていたようだ。

どうか、天皇陛下に事故だけありませんように、と思った。

長嶋監督を松井さんが腰をしっかり持って歩いて聖火を運ぶことには驚いた。いろいろ言う方もいるが、なんとか自分の力でと思ってやりとげようとする姿はすごい。

 

最後に火をともしたのは大阪ナオミさんだった。うつ病のことでまたいろいろな意見がある。私もややもやもやしたが、特徴が強くて、よい結果を出す方は、適応がうまくいかないこともあるので、それも含めてそういう方がいるということだとそう思うようにしている。

私は、たまたまバランスが悪くなく生まれて生きている、と思っている。

 

多様性にこだわりすぎの感があったように感じた開会式だった。