毎日が本番

ライフログ

七回忌

両親の七回忌をおこなうこととなった。
とはいえ、このようなタイミングなので、こじんまりと。
いろいろ検索をすると、コロナ禍のためお葬式そのものもこじんまり、その他法要もやらない流れになっていそうなことが、諸々の例文をみてもわかる。
私はプチ写真集を作ったり、お菓子を用意したりはしてみた。何かやるときにはちょっとした手土産を用意するのがきっと好きなのかも。

まだ3年くらいしか経っていない感じだが、あっという間に七回忌。あの頃はまだ仕事をバリバリまわしていて、何の案件をやっていたかも思い出される。その後、解析の方を主軸にするようにして仕事はだいぶ任せるようになった。あと数年で定年か何かでさらにボリュームは減らす予定。
両親は私の年齢の頃、家を建てた。それはあっけなく売られてしまった。そもそも私があとを継がなかったのが両親の想定外だったのだが、当時はとにかくその仕事をしないことに集中していたので、そこにしっかり向き合うスタイルだったらまた違ったかもしれないとは思う。

人生は思ったとおりにほとんど進まない。時代が変わるのとともに価値観も変わるので、その中でいろいろな要素が変わる。その時々でベストと思われる選択をし続けているつもりであっても、自分自身が成長や変化の真っ只中なのであとから振り返るとなんでまた、、、みたいなことも多々ある。
それでも今、なんとか元気にしているのは、両親やまわりの方々のおかげだと心から思うし、父が亡くなってから、想像していたよりはるかに社会貢献していたことや、人の心に残る仕事をしていたことがわかる。

私はそんな生き方をしているだろうか。

左薬指のホクロを、昨日見たら薄くなっていた、、、父が亡くなるときに、父のホクロは私のホクロの上の方にうつってきていた。ホクロがなくなるなんてあるのかと父に聞いたら、年を取ると薄くなると言っていたが、この薄いホクロを見て自分も死んでしまうのかと思った、、、
このホクロでウルトラマンAごっこをしたことを思い出す。これが絆のような気がしていたのだが。他のシミというかホクロは増えてくる一方なのに、このホクロだけ薄まるなんてことはあるのだろうか。

法要をするのは、親孝行でもなんでもなく、私の自己満足だなとすごく思う。だいたい、出来映えもどうかと思うようなフォトブックを贈られる方の身にもなってみて、、、という感じだ、、。おつきあいいただく方、ありがとうございます