毎日が本番

ライフログ

自分のタイミング

「電話は、人の時間を奪う」という話は、少し前から、よく聞く言葉だ。

私はそれだけの理由ではないにしても、電話はどちらかというと、苦手だ。

常に相手によい印象を与えなければという感じで対応するのがくたびれるからだ。

もちろん、時間を奪われるし。

 

電話だけではなく、オフィスでも、何か作業をしていたりして、突然目の前にあらわれて、これについて教えてとか調べてとか圧縮してとかいわれて、実はぐぐぐ、と思うのだが、結構普通にすぐ対応しているので、誰もきっとわからない。

そして、そういう人に限り、話かけにいくと、ごめん、今これやってからとかいったりする。そして、そういう人間こそ、自分の仕事が私が対応しないことで止まったりするとイライラオーラを発してくるのだ。イライラオーラがいやすぎるので、対応してその事象を早くおわらせたいがために、なんでも即対応と決めているのだ。

近所の誰かだってそうだ。今すぐ知りたいと思うと気楽に電話がきたりする。でも、仕事で電話に出れる時間が減って、昨今ではだいぶ減ったが。

 

同居人も、人が寝ていようが何かしていようがかまわず「○○やって」という。何かあわててやろうとすると、「それたべてからでいいよ」とかいうときもあるが、ゆっくり食べていると、さらにいってくるので、やはりそういうタスクをとっとと終わらせて忘れたいために、私はとっとと対応する。そうすると、こっちが面倒に思っていることは伝わらず、気楽に使うのだ。そういうAIロボットでも飼ってくれればいいのに。

 

日本の文化上、お母さんや奥さんが、男の子やだんなさんには何でもやってあげてきたから、それが普通になっているのだ。家族によっては、お母さんがいばっているとかもあるだろうが。

 

今は文化上、男女が共に働いているわけなので、そういうのは成り立ちにくいと思うのだが、育った環境で当たり前にやってしまう人とかいると思う。そして、それにいちいち何か反論?する人をいやなやつとか悪い感情をもって、こわれたりするのだ。

でも、こちらもこちらでどんどん何かが心の中だかどこかにつみかさなってきて、くううとよく思うようになってきた。自然に反論した時期もあったが、そういうと相当辛い気持ちになるようなことを言われたりして、それがもういやでいやでたまらないので、くううと思いながらも、顔色ひとつかえず、まずタスクを処理、タスクを処理、と思うようにしている。

世の中なんと面倒なことが多いことか。