毎日が本番

ライフログ

まだ解除されきっていないのに

東京都は、感染者が10人、11人、15人とじわっと増えてきている。

解除はされたが、本格的には6月から打ち合わせなどがきっとはじまり、6月中に通常業務に移行する企業が多そうな体感である。

 

ドラッグストアにひさしぶりにいったら、いつもの知っている国産メーカーの知っているマスクが数種類おいてあって、ひさしぶりな気分になった。購入は一家1個のみ、となっていたが。

 

他国も、経済をまわすために、感染者が増えても元に戻していく様子のようだ。

 

このまま感染者はまた増えるのだろう。そのなかで自分はどう暮らしていくか。

会社をどうまわしていくか。稽古をどう続けていくか、がポイントだ。

 

個人的な感想で言うと、もともと咳をする人から距離を取るような躾を受けてきたり、手洗いうがいをしつこく言われていたりもしていたし、自主的に冬は毎年マスクをしていたので、あまり大きくは変わらない。お買い物にちゃっといったり、ちょっとご飯を食べにいったりすることを減らしたのはちょっと残念だが。

でもそこまですごく外にいきたくてうずうず、という感じででもないので、これからもマイペースで体調管理していけばいいのかなとは思っている。

 

思えば、20歳の頃、はじめてアメリカでホームステイをしたときに、ホストファミリーが赤ちゃんをぎゅっとだきしめていたり、一緒にいった日本人がこどもをぎゅっとしていたときに、私はそれができなかった。ハグすることに抵抗があったのだ。そのときは、それで自分が冷たい人間なのでは、とか、愛情を受けていない子供だったのでは、と悩んだのだが、実はそんなことはなくて、たまたま両親がそういう表現をせず、わかりにくかったのでは、と今は思う。海外暮らしがあったので、ハグもまあ普通にしたりしていたが、ハグハグしていないと不安になったりとか、積極的にしたいタイプでもない。人に触ったりもそんなにしないタイプ。そういうもともとの性質も、感染症対策には向いていたのかもしれない。

 

これからは、よりいっそう、人へ自分の気持ちや何かを伝えるのに、工夫や技量がいるようになるだろう。逆に隠したり。マスクをしていても、さわらなくても、大きな声を出さなくても、会って打ち合わせしないでメールだけでも、「気」が伝わるようにする、新しいスタイルを模索したい。