毎日が本番

ライフログ

後輩の四段審査

私より少し 遅れて入門した19歳くらい年下の後輩が、ようやく四段を受審することになり、みごと一発で合格した。
何人かの一級、初段の後輩も合格した。
少し、自分の昔を思い出した。

今週月曜に、ご家族から師匠が入院すると連絡があった。水曜の朝稽古には来ないでほしいと。祈りむなしく、そのまま入院してしまった。

父が入院したときのことや、母の最後の入院のことを思い出した。
一瞬、打ち合わせ前に急いで注文したかき揚げそばが、喉を通らなかった。父がなくなった日のランチのように。

先輩方は私ほどショックを受けていない。それもある意味ショックだ。

今日の朝稽古で、本当に2年ぶりくらいに続けて稽古のことだけ考えて稽古をした。
稽古のことだけ考えて稽古する次場らしさをあらためて味わった。
相手ともこの状態がうまく絡み合ったときは、それは凄い感じがするのだ。今日はそこまでいかなかったけど、そういうことがあることを思い出した。

師匠は、ただ、そういう稽古を、普通に集中する稽古をしたかっただけなのでは、、、と思ったら、帰り道に泣けてきた。

この先、何が起こるかわからないけれど、ただひたすらただひたすらに稽古をするしかないのだと深く思った。
一本一本真剣勝負で。

どうか、稽古をあの場所で続けさせてください。