毎日が本番

ライフログ

2012年を迎えて。

2001年の同時多発テロから、昨年で10年がたった。今年は、2003年6月日本に帰ってきてから、9年目になるのか。やっと、腰が落ち着いたというか、毎年が同じようにめぐってくるようになった。10年ひと昔とはよく言ったもので、やっとあの頃のことが、随分前のこととなった。
海辺のカフカにあるように、砂嵐の中でずっとコトが過ぎ去るのを待ち、その後、自分の居所を探し、作り、壊れ、作り、今に至る。
今日、片付けをしていて、当時の目もを見つけたが、ようやく一歩離れて読むコトができた。入院のことは、記憶に新しいが、その時ほどのインパクトではなかった。
何にせよ、昨年は、コツコツと続けてきたことが、形となった年だった。
新居に移り、四段に昇段した。入院もしないですんだ。仕事はキツかったが、前よりかは心が折れなくなったというか、耐久性がアップしたように思う。

私が望む暮らしは、もっとシンプルで心穏やかなものだ。そこをもっと追求したい。

ハワイへ行った時の私は、自分自身が抜け殻だった。今度は杖とともに、新しいがもともとあった自分とともに。